2012/04/12

むしろ見せるくらいの気持ちで

何かの拍子におっぱいを隠している水着やタオルがはだけてしまい、おっぱいが露出するというハプニングは現実世界でお目にかかったことはないが、架空の作品に登場するラッキースケベな体質な主人公にとっては日常茶飯事なイベント。


そんな美味しいイベントだが、露出したおっぱいを見た者は十中八九見られた女性からの鉄拳制裁が加えられる。
おっぱいを一瞬見る代わりに殴られる。どう考えても割に合わない。

一瞬と言わず数分の視姦の末、触れることができるのなら検討に値するが、はだけた一瞬しか見るチャンスがなく、録画できるならともかく、その一瞬の間に何が起こったのかわかっていない可能性もなきにしもあらずなので、そんな一瞬で殴られるなんて理不尽にもほどがある。
剥ぎ取る行為を過失のあるなしに関わらず、自分がその行為を行った結果、露出させてしまったら女性を辱めた罰を受けなければならないのかもしれない。例えば、タオルを取ってしまったり、水着の紐を解いたりする行為。
けれど、見られた女性側の不注意や第三者の行為によって生じた辱めは、その行為によって眼福に預かった野郎がいたとしても、不注意ならば自分自身に非があるわけだし、第三者ならその人に敵意を向けるべきで、因果関係に入っていないラッキーな出来事に遭遇した野郎へ矛先を向けるのは間違っていると思われる。

ということで、おっぱいが露出し、辱めを受けてしまった場合には、無闇矢鱈に目の前の男性に暴力を振るうのではなく、一呼吸し怒りの矛先を向けるのは誰だろうと一考する必要して欲しい。
考えた結果、目の前のラッキースケベ野郎が原因だったのなら存分に拳を振りかざせばいいし、もし違っているのにも関わらず、反射的に手を出してしまった場合は、お釣りの差分として触られるくらいの気概でいれば世界はもっとハッピーになれる。