2012/01/10

オークションで同一商品の落札価格が安くなっていく理由

コミケ後とか、ヤフオクを見るとサークルによっては同人誌やグッズが数百単位で出品されている。
それらは、最初のほうは糞高い値段で落札されてるのに、日が経つにつれて、落札価格も下落していく。そして、ある一定の値段の前後で売買されるのが普通の光景になる。
何でだろうと落札者の考え方をシミュレーションしてみると、わかったことがあったのでメモしとく。

原価は1000円の同人誌、それを
5000円でも買いたいA
4000円未満だったら買いたいB
2000円未満なら買うC

最初の同人誌はA、B、Cが競って、最終的にはAとBの戦いになり、AがBの基準設定である4000円未満を超す4000円で落札。これでAはもう用がなくなったので、オークションから退場。
残ったBとCで、同一の同人誌の落札合戦が始まる。Bは3900円まで出せるが、競う相手(C)が2000円以上は競ってこないので、Bは2000円で落札できる。これでBも退場。
残ったCは2000円未満で出品されてたら買うし、それ以上の値段で出されてたら買わないので、落札されずに残った同人誌は値段を下げて再出品されるという流れ。