ってことで、『涼宮ハルヒの分裂』から4年と1ヶ月ぶりに最新刊『涼宮ハルヒの驚愕』が発売されました。
一部店舗では、深夜販売も実施していて、関心度の高さが伺えますね。
・長年の時を経て『涼宮ハルヒの驚愕』発売！ 秋葉原の深夜販売にも多くのファンが集結！（やらおん！）
・『涼宮ハルヒの驚愕』メイト・ゲマの深夜販売に100人を超える行列が！やばいな・・・ （萌えオタニュース速報）
 | 涼宮ハルヒの驚愕 初回限定版(64ページオールカラー特製小冊子付き) (角川スニーカー文庫) 谷川 流 いとう のいぢ 角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-05-25 売り上げランキング : 2 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ところで、初回限定版についてくる書きおろしショートストーリー『Rainy Day』は前編と後編の間に読むことを個人的にはお勧め。特に理由はないですけども。
前作の分裂の続き、大まかな流れの一つの位置づけだと思われるので、今までの総集編的な話だと思われる。まだまだ回収されてない伏線もあったりするけど、基本的には一応の終焉を迎えて、万が一、次の新刊が出なくてもさほど不都合はないだろうという感じ。
とりあえず、今回の話でわかったのは、世界は無限に分岐する可能性を秘めているが、やがて有限（一つ？）に収束していくということ。
現在生きている世界以外にも、別の平行世界があって、一つの世界軸において、その世界の未来にとって重要な、既定事項を逸脱した行為を行っても、別の平行世界がその歴史的誤りを何らかの形で正す、もしくは介入、修正して既定路線に乗せていく。
なので、この世界観の中では、『消失』内の平行世界（超人的力がない世界）が本編内で修正されずに、現存しているとすれば、『驚愕』の時間軸と『消失』の時間軸は平行して存在し続け、ある一点の未来において交じわる可能性がある。ただし、『消失』内の世界は、キョンの意思表示によって『驚愕』の時間軸（超人的力がある世界）に修正されているので、存在はしていない。というよりも、修正された結果の未来が今であって、長門のバグは既定事項であったと言ったほうが正しいのかもしれない。
今回は、未来人・藤原が起こした行動により、主要な既定路線に乗った末の未来（朝比奈みくるの未来）へとスムーズな移行が行われない可能性を涼宮ハルヒが無意識的に感じ取り、現在を二つの世界に分けた。
ハルヒが何もアクションを起こさない場合はβの時間軸を経過。
そのままβ時間を経過した場合はどうなっていたかはわからないが、アクションを起こした結果、α時間が創造され、時間軸を修正する（整合性を正す）ために、αとβが統合し、二つの時間軸が存在した世界はα＋βの時間軸となった。
結果、元々辿ろうとしていたβの未来は修正され、α＋βの行き着く整合性のある未来へと移行していった、と。
現在の時間軸だけでなく、朝比奈みくるの時間軸においても、同じように無数の枝分かれした平行世界が現存し続けているので、未来人が現在の人（未来人風に言うと「過去人」）へと干渉するのは、自分等が現存する世界へ（未来人から見た既定事項に則ったプロセスを経た未来）、正しく導いていくためとも考えられる。
本編では、藤原が未来を変えよう暗躍していたのは、藤原が存在していた別未来（≠朝比奈みくるの未来）では、藤原の姉（≠朝比奈みくる）が何らかの形で消滅してしまったため、朝比奈みくるがいる世界の未来をつくろうと足掻いた結果である。しかし、主要な未来（朝比奈みくるが現存する未来）では、朝比奈みくる（≠藤原の姉）は、存在している。
本編では、そのような未来へ仮に誘導できたとしても、藤原の知る姉は顕在しないのだと言うが、藤原はそれでもいいと言った。それなら、今現在の朝比奈みくるでいいと思われるが、朝比奈みくるという存在（？）は消滅する運命らしく、今生きている朝比奈みくるは未来の既定事項において消滅する運命にあるのかもしれない（朝比奈みくるの時間軸から見た未来の既定事項）。よって、藤原はそのような既定路線の未来から脱線させようと今回の騒ぎを引き起こしたのではないかと推測。
後々、いろんな人の考察、解説を見て修正いれるかもしれないけど、本編はそういう話、多分。
まあ、エピローグに書いてあることを自分的にまとめただけです。
以下、どうでもいい雑感。
・国木田トゥーピュアピュアボーイ
・小泉がイケメンすぎて濡れる
・佐々木がいいキャラすぎる
・藤原＝シスコン
・橘恭子はチョロイ
・周防はドジっ子
・無垢故の最強キャラ、朝比奈みくる（小）
・しかし、朝比奈みくる死亡フラグ立つ（既定事項？）
・キョンが無駄に偉そう
・谷口不幸
・渡橋の人格はキョンの願望の顕在化だったんじゃない？説（電話応対の際、覚えがあると認識したのは、ハルヒ（中学ver.)の姿から？）
・キョンとハルヒ同じ大学かよ、リア充爆死しろ
・結局、ハルヒの力が万能すぎて、凡人の考えなんておいていく
ってことで。
とりあえず、今回の話でわかったのは、世界は無限に分岐する可能性を秘めているが、やがて有限（一つ？）に収束していくということ。
現在生きている世界以外にも、別の平行世界があって、一つの世界軸において、その世界の未来にとって重要な、既定事項を逸脱した行為を行っても、別の平行世界がその歴史的誤りを何らかの形で正す、もしくは介入、修正して既定路線に乗せていく。
なので、この世界観の中では、『消失』内の平行世界（超人的力がない世界）が本編内で修正されずに、現存しているとすれば、『驚愕』の時間軸と『消失』の時間軸は平行して存在し続け、ある一点の未来において交じわる可能性がある。ただし、『消失』内の世界は、キョンの意思表示によって『驚愕』の時間軸（超人的力がある世界）に修正されているので、存在はしていない。というよりも、修正された結果の未来が今であって、長門のバグは既定事項であったと言ったほうが正しいのかもしれない。
今回は、未来人・藤原が起こした行動により、主要な既定路線に乗った末の未来（朝比奈みくるの未来）へとスムーズな移行が行われない可能性を涼宮ハルヒが無意識的に感じ取り、現在を二つの世界に分けた。
ハルヒが何もアクションを起こさない場合はβの時間軸を経過。
そのままβ時間を経過した場合はどうなっていたかはわからないが、アクションを起こした結果、α時間が創造され、時間軸を修正する（整合性を正す）ために、αとβが統合し、二つの時間軸が存在した世界はα＋βの時間軸となった。
結果、元々辿ろうとしていたβの未来は修正され、α＋βの行き着く整合性のある未来へと移行していった、と。
現在の時間軸だけでなく、朝比奈みくるの時間軸においても、同じように無数の枝分かれした平行世界が現存し続けているので、未来人が現在の人（未来人風に言うと「過去人」）へと干渉するのは、自分等が現存する世界へ（未来人から見た既定事項に則ったプロセスを経た未来）、正しく導いていくためとも考えられる。
本編では、藤原が未来を変えよう暗躍していたのは、藤原が存在していた別未来（≠朝比奈みくるの未来）では、藤原の姉（≠朝比奈みくる）が何らかの形で消滅してしまったため、朝比奈みくるがいる世界の未来をつくろうと足掻いた結果である。しかし、主要な未来（朝比奈みくるが現存する未来）では、朝比奈みくる（≠藤原の姉）は、存在している。
本編では、そのような未来へ仮に誘導できたとしても、藤原の知る姉は顕在しないのだと言うが、藤原はそれでもいいと言った。それなら、今現在の朝比奈みくるでいいと思われるが、朝比奈みくるという存在（？）は消滅する運命らしく、今生きている朝比奈みくるは未来の既定事項において消滅する運命にあるのかもしれない（朝比奈みくるの時間軸から見た未来の既定事項）。よって、藤原はそのような既定路線の未来から脱線させようと今回の騒ぎを引き起こしたのではないかと推測。
後々、いろんな人の考察、解説を見て修正いれるかもしれないけど、本編はそういう話、多分。
まあ、エピローグに書いてあることを自分的にまとめただけです。
以下、どうでもいい雑感。
・国木田トゥーピュアピュアボーイ
・小泉がイケメンすぎて濡れる
・佐々木がいいキャラすぎる
・藤原＝シスコン
・橘恭子はチョロイ
・周防はドジっ子
・無垢故の最強キャラ、朝比奈みくる（小）
・しかし、朝比奈みくる死亡フラグ立つ（既定事項？）
・キョンが無駄に偉そう
・谷口不幸
・渡橋の人格はキョンの願望の顕在化だったんじゃない？説（電話応対の際、覚えがあると認識したのは、ハルヒ（中学ver.)の姿から？）
・キョンとハルヒ同じ大学かよ、リア充爆死しろ
・結局、ハルヒの力が万能すぎて、凡人の考えなんておいていく
ってことで。
