2010/12/13

えむえむっ! 第11話

美少女ハーレムアニメで定番となっているイベントがある。

唐突に海水浴やプールへ行く水着イベント

無意味に温泉へ行く全裸イベント

頭を強打したら起こる記憶喪失イベント


ということで、えむえむっ! 第11話 「失われたメモリー」
桜守高校に通う砂戸太郎は、全ての変態科目で満点という変態エリート。
そんな彼の前に、未来を変える女性教師が現れた。
その名はGTM……グレートティーチャー美緒様。この物語はSとMによる愛のメモリーである。


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今日も今日とて砂戸太郎のM属性を治そうとする美緒様。
といっても、やってることは初回から変わらずの荒療治。

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眼鏡をかけた美緒様は最高にマーベラスなんだけど、このアニメ一向に話が進まない。
砂戸太郎のM属性を治すために部活に入ったところから物語が始まったわけで、M属性が完治してしまったらそれは物語の終焉を表す。

だから、アニメの最終回を迎えてもM属性が完治することはないだろうし、砂戸太郎と好意を持っている女生徒の関係も曖昧なまま終わらせると思う。
それは、女の子を一人に選んでしまったら、その子以外の女の子の立ち位置は曖昧になるし、このアニメは変態アニメなので(私見)、恋愛は付随的な要素だと思ってる。

立ち位置が曖昧になると言ったのは、例えば結野嵐子だったら男性恐怖症になった原因の事件は解決しているので、(男性恐怖症は続いているけど)砂戸太郎に好意を持っているというステータスがあって物語に参加し続けることができる。なのに、選ばれなった場合は、登場させる意味が薄れてしまう。

今回は、何故か床にあった黒板消しを踏みつけたことにより、頭を強打した砂戸太郎が記憶喪失になって、嵐子、そして美緒がどうにか記憶を戻そうと頑張る話。
でも、やっていることはいつもと同じ。
美緒様何かやる→太郎に何か起こる→嵐子フォローする→フォローしきれなくなる→美緒様何とかして解決する→

さっき言ったように根本的な解決をする終わり方は出来ないのなら、せめて最終回へ行くまでの話で紆余曲折があって最終的にいつもの日常に戻る云々みたいな感じだと面白いんだけど。
もっと突出した変態を出して太郎や部活の面子とトラブル起こしたり、太郎のMは今日も治らなかったね的な話のほうが話が進まなくても収まりが良いような気がします。
だけど、美緒様が素晴らしいので万事おーけーです。

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