2012/06/03

天然記念物

勤めていた時のお偉いさんが、数十年前の明日の飯にも苦労していた時代、妻にこう言われたそうだ。
「私は好きであなたと一緒にいるから、苦労するのは構いません。けれど、子供は好きで生まれたわけでもなく、何の責任もない。子供にだけは苦労させないようにしましょう」
この言葉を聞いて眼から鱗が滝のように流れでたが(使い方間違ってるとか知らん)、今の時代このように苦学を共にして生涯を共にする夫婦なんているのだろうかと、結婚の"け"の字も生まれてこの方発生したことがない自分は憂う。