2011/06/18

月刊コミックジーン 2011年 07月号

3月11日に起こった東日本大震災で延期していた新創刊雑誌「月刊コミックジーン」が6月15日に発売されました。
雑誌のコンセプトは、「女性向けの少年漫画雑誌」ということで、ドラマティック&スタイリッシュ世界で構成しているらしいです。


「ここではないどこかに行きたい」
世界を変える力を手にしたい」
命がけの冒険に身を投じたい」
「戦うことでしか確かめられない熱い想いを感じたい」
「日常では得られない涙と笑いと興奮を味わいたい」



という作品を読みたい人は、手をだしてみるといいんじゃないですかね。

月刊コミックジーン 2011年 07月号[雑誌]月刊コミックジーン 2011年 07月号[雑誌]

メディアファクトリー 2011-06-15
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一通り読んでみて、他の少年漫画雑誌と違うと思ったところは、

・主人公が男性なのは少年漫画と変わらず、けれど、物語の発起人となるキーパーソンが女性から男性になっている。
・全体的に女性は絡まないけれど、チョイ役もしくは読者(女性)が憧れるようなキャラになっている(かっこいい/護られている)。
・ギャグが全体的にハイテンション。
・どの作品もファンタジー色が強い。

ってところですかねえ。


以下、気になった作品をいくつか。

■黒犬O'clock/遠藤海成
表紙イラスト、『まりあ†ほりっく』の作者の新連載。
 人が死を迎える日が正確にわかってしまう不思議な能力「時限時計(カウントダウン)」を持つ高校2年生・小野田暁は、「理想の死に方」をプロデュースするという、株式会社「ブラック・ドッグ」を訪れる――!?

理想の死をプロデュースするってことで、ヒューマンドラマかなあ。
それでも、死のタイムリミットがわかる主人公がいることで、誰が見ても死にそうな人以外の突発的な死も予見できるわけで、その"死"をどう絡めていくか、本人が自覚しない"死"をどうプロデュースするのか。泣ける話になるのかどうか。


■ラッキードッグ1 BLAST/渦八・Tennenouji
 1930年代アメリカ――事件はイタリアンマフィア『CR:5』の幹部4人の電撃的な逮捕劇から始まった。“脱獄が趣味”で服役中の下っ端構成員・ジャンカルロは、「収監された幹部4人を脱獄させること」を命ぜられる。報酬はなんと――「CR:5のボスへの昇格」。波乱の脱獄劇が幕を開ける!!!

2009年に発売されたラッキードッグ1のコミカライズっぽいです。
というか、漫画を読んでこの作品を知ったのですが、このゲーム18禁なんですね。
CGギャラリーを開いたら、男性同士が結合しているシーンで吹いた。

といっても、作品事態は面白そうです。掲載雑誌的に露骨なBL描写はしないと思うので、そういうのを期待するよりも、どうやって5人ものメンバーを脱獄させるのか見物。



ところで、楽しみだった懸賞が複数人の同時応募によってグレードが上がるってなんなのさ。

一人のみ→ゲームソフト/キャストサイン入り台本
二人同時→iPod nano/Nintendo 3DS
三人同時→TDR 1デーパスポート/PSP&モンハン 3rd

当選したら必ず一人ディズニーするので、3人応募にさせてくれませんかね。