2010/06/05

HEROMAN 第10話

巨大すぎる力は時として味方にもなりうるし、敵にも成り得るのです。
凶悪な敵から味方として敵を打破してあげたにも関わらず、その敵がいなくなった途端、その巨大な力が危険な存在と見なされ恩を仇で返される翻し。
自分が知る作品ですと、ドラゴンクエストモンスターズ+【AA】中のドラゴンクエストⅡの主人公がそれに当たると思います。
他にももっとあると思いますが、印象に残ってるのはこれくらいでした。

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ということで、HEROMAN 第10話 「アプローチ」
スクラッグの襲来から3ヶ月経ち、街は順調に復興を初めていた。ホワイトハウス内の大統領はスクラッグ関連の報告の中に、スクラッグを滅ぼした通称ゴーストに関しての手がかりを見つけていた。そのゴーストに対して合衆国の驚異になり得るかもしれないと懸念を抱いた大統領はその調査を一人の男に一任した――

そんなことになっているとは露も知らないスクラッグを滅ぼしたジョーイは、通常のバイトと合わせて夜な夜なヒーローマンと街の復旧を手伝っていた。
そんな中、スクラッグに改造されたリナの兄・ウィルは、人間界では生きていけないとリナの前から姿を消していた。
心に穴が開いたように気分が落ち込んでいたリナだったが、ジョーイの何でも相談に乗るよとの励ましの言葉を聞き、ジョーイをデートに誘おうとするのであった。

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だけど、ジョーイを誘おうとすると友人であるサイの邪魔や、ジョーイのバイトの時間などに阻まれ、肝心な言葉が言えないリナ。
ジョーイを待っていてキュンキュンしていたいたり、言えなくてムっとしたり、そのモジモジしてる姿が可愛いのなんの。
ヒロインがジョーイきゅんとか言ってたやつ、二大ヒロインに訂正しろよ。

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結局肝心な言葉を言えずに一日が終わろうとしている時間帯に、アルバイトが終わったジョーイが、リナに電話をかける。
そして突然不自然に切れてしまう通話。
不信に思ったジョーイだったが、丁度走ってくる車にリナが押し込められていたのを目撃する。
それは、身代金目的のチンピラによる誘拐だった。

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しかし、目撃したジョーイが黙っているわけなく、ヒーローマンの
手によってリナを助け出すことができた。

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で、何でここで抱きつくだけなんだ。エロ漫画だったら、怖かったよ→恐怖を打ち消して→抱いてってなるシチュですよ。そこまで行かなくてもキスの一つや二つ。おっと、お子様向けの夕方アニメってことを失念していました。
そして、助けてもらったリナは、感謝の言葉でジョーイと分かれるが、デートに誘うのを忘れていたことに気づく。ジョーイが去った後、何でこんな簡単な一言が言えないんだと、ジョーイをデートに誘う独り言をつぶやいたが、それを忘れ物を渡すために引き返してきたジョーイに聞かれてしまい、図らずともデートの約束にこぎつけたのであった。

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本編はと言うと、チンピラを撃破したことにより、ヒーローマンの存在が諜報員に感づかれたかもってことで終わりでした。
次回も楽しみですね。
リナのデレ具合が