2010/09/28

パンツが存在しない世界

また、プリキュアの話。

プリキュアシリーズは、メインターゲットが女児であることを考慮して、様々な決まりごとを設けているらしいです。
その一つに、大きなお友達が喜ぶようなシーンを一切排除しているとのことです。

誰よりも、小さな女の子に楽しんでもらう」という考えから、海やプールに行く話においても水着姿の絵をほとんど用いず、激しく動くアクションシーンでも、パニエやスパッツ等で下着が見えないよう配慮されているWikipedia引用

大ヒット「プリキュア」に学ぶ子どもマーケット攻略法にも同じようなことが書いてあり、「大人が好きそうなことはやめよう」と書いてあります。
ここで言う大人って言うのは、俗に言う大きいお友達だと思われ、深夜アニメのお色気シーンに一喜一憂している人であり、メインターゲットである女児とはかけ離れている存在です。自分も含めて。

プリキュアは、関連玩具の販売にも力を入れており、その売れ行き次第でシリーズの成功を測る一種の指標らしいですが、その玩具高価なものが多いです。
自分の年齢では、ある程度自由にお金を使え、数千円の玩具も買おうと思えばすぐに買えますが、子供には手が届かない額だと思われます(フィギュアなんかは大友しか買わないと思いますが)。
ですので、玩具を子供に与えるのは親であり、中でも決定権を握っているのは母親だと思います。
その母親に、この作品は悪影響を与えない作品ですと印象を与えるためにもパンチラや水着シーンを排除したのかもしれません。

でも、プリキュアの衣装や玩具が販売されているということは、それを身につけて遊ぶという一定の需要があるからです。そういう子は、「あのピンクの衣装可愛い」とか言って、そのキャラクターになりきろうと真似をするのですよ。
ということは、プリキュアが身につけたものを何でもかんでも欲しがる可能性があるということです。
ならば、プリキュアがフリルのついた可愛い下着を履いて戦っていれば、「このパンツ可愛い」とか言い出して、パンツも関連商品として売れるかもしれないということです。
スパッツもいいですけど、可愛さアピールするにはインパクトに欠けます。

ということで、次のプリキュアシリーズはパンツもありでお願いします。
パンツじゃないから大丈夫と言い張れば万事解決かと思います。