2010/07/18

世紀末オカルト学院 第02話

世紀末オカルト学院 第02話 「文明の到来」
1999年7月、テレビはノストラダムスの予言や、スプーン曲げ少年・ブンメー君の話題で持ちきりだ。オカルト嫌いを主張するマヤは、オカルト学院の廃校を目論み、父・純一郎の後を引き継いで学長の座に着く。そこへ、新任教師として現われたのは、突如、空から舞い降りた怪しい男・内田文明。
彼は、未来の地球を護るために過去へとやって来たタイムエージェントだった!!

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ころころと変わる顔と太ももと絶対領域が素晴らしい!
高飛車な態度も我々の業界ではご褒美です。

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オカルト嫌いのマヤは、最初学長に就任した時、父が残した学園を廃校に追いやろうとしていた。
が、正体不明の非科学的な存在に襲われて父の残してくれた愛情を知ってから、父の弔い合戦をしようとするのがイイ。
誤解から一転して心情を変えるってのは在り来りな感じだけど、過去となった人(父)の真実を知るって言うのと、物語が一本軸にシフトしていくってが大好きです。
2012年の未来が滅亡の危機に瀕する訳は、1999年のノストラダムスの鍵が重要らしいと未来の人は推測し、内田文明を過去へ飛ばしたわけだけど、物語が進んでいってそのノストラダムスの鍵を破壊したら未来はどうなるのかという問題がある。
本当にノストラダムスの鍵が未来崩壊の鍵となっていて、それを破壊したら宇宙人の襲来がない未来になるとしたら、1999年の過去に干渉する必要がなくなる(鍵の存在を知ることがなくなる)。
そうしたら、1999年にノストラダムスの鍵を破壊するという指令がなくなり、鍵も破壊されずに宇宙人の襲来が発生してしまう。
ここでタイムパラドックスが起きる。
宇宙人襲来(2012年)→「原因はノストラダムスの鍵」→「鍵を壊わせばいい」→「過去に干渉しよう」→鍵を壊す(1999年)→宇宙人来ない未来(2012年)→過去に干渉する必要がなくなる→鍵存命(1999年)→宇宙人襲来(2012年)→……
こういうパラドックスを回避するために、多元論というのがある。
この世界の軸は過去→現在→未来αと一本で繋がっているのではなくて、歴史を変える重大な出来事があった場合に未来βが生成され、未来αと別の世界になっていくみたいな。

          →未来α(宇宙人襲来)
        / 
過去→現在―
        \
          →未来β(宇宙人襲来せず)

オカルトを織り交ぜていって話が展開していくのはとても面白そうだけど、ここらへんをきっちりしてくれたら文句なしなんだけどなあといちゃもんをつけてみる。
曖昧でもいいと思うけど、未来を変えるってのが前提にあるんだったら説明は欲しいなあっていう。
しかし、マヤさん肝心なとこ見せないけど、扇情的!
それだけでも見る価値ありますよね!

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